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健康な牛づくり

素牛の飼育

素牛は苗のようなもの。
「肥育牛」の段階でも、健康で育てやすい牛であるように。

  素牛という苗が肥育期間で花開くためには、丈夫な胃袋をもつ牛を育てるのがいちばん。
胃が丈夫だと栄養をどんどん取り込んでいい牛に育つからです。そのほかに、足腰を丈夫にしておくことも大切。そのためには、ゆったりとしたスペースで飼育すること。それから、肺の丈夫さ。これは換気を良くし、絶えずいい空気の中で過ごさせるということと、きちんと管理して風邪や肺炎をおこさせないこと。

  こうして健康な素牛を作っておけば、あとは、肥育段階でいくらでもアレンジができます。サシを入れたければサシが入る飼い方をしてもらえばいいし、淡泊な肉質がよければ、そのように育てていただければいい。

  肥育での意図を忠実に反映できる、健康で、丈夫な、育てやすい素牛を作ることが使命なのです。

牛の気持ちになって感じることを心がけています。

真冬でも吹雪でない限り、日中は扉を開けておきます。

北海道産の牧草など粗飼料をたくさん与えることで丈夫な胃を作ります。

新鮮な水も健康のために欠かせません。水槽掃除も細目に行っています。

新鮮なエサを与えるため、一年中毎朝の作業です。

素牛は、すべて井上社長が出荷先ごとに選畜します。

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肥育段階での飼育

肥育牛は、作品。
試行錯誤の連続です。

  肥育段階は、トップファームで育った素牛を、サロマ牛・サロマ黒牛・サロマ和牛などトップファームブランドに仕上げる大切な期間です。
そのためには、毎日の観察が重要です。担当者は、朝夕の牛舎の見回りや一日6 回のエサ押しの時に気になった牛の記録を一頭ごと記録に残しています。

  肥育牛は作品。作品の集大成である枝肉の検品には、井上社長、須藤場長や佐々木主任が立会います。その結果をもとに、エサの食べさせ方や種類の見直しの検討を行ないます。

  さらに、仔牛から素牛出荷までの健康状態など素牛段階での問題点も洗い出します。飼料メーカーや管理獣医師さんの意見を参考にしながら、飼養形態(牛の飼い方)の修正を加えていきます。

  まさに、試行錯誤の連続ですが、消費者のみなさんに、安心で安心して食べていただける“おいしい”トップファームブランド牛を育てていくために、どれも必要なことなのです。

エサおしの時も観察を欠かしません。

肥育牛は定期的に血液検査を行っています。

牛を運ぶ家畜車です。

エサを運ぶバルク車です。

枝肉を運ぶ懸垂車です。

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肥育牛は、牛肉になるために屠畜されます。まず枝肉という状態で格付を行ないます。
この格付で規格が決まります。その後食肉加工工場に運ばれ、皆さんのもとに届きます。

より詳しい説明は、下記サイトを御覧ください。
中央畜産会「畜産ZOO 鑑」
http://zookan.lin.gr.jp/kototen/nikuusi/n423_1.htm

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治療について

基本は観察。牛の異変を見逃さないこと
それでも病気になれば治療をします。

  牛も人間と同じ。どんなに注意をしていても風邪もひくし、おなかも壊します。特に仔牛は、病気に対する抵抗力が小さいので、異変を見逃してほったらかしにすると、病気が悪くなって死んでしまうこともあるのです。
当牧場では、牛舎ごとに担当者を決めて、スタッフが自分の担当牛舎の牛を責任をもって管理、観察するようにしています。

  また、仔牛を導入してきたら、まずビタミン剤を接種し、病気を予防すること、牛舎の消毒を定期的に行うこと、スタッフの衣類、長靴などの消毒などを欠かさないことなど、小さなことを積み重ねて、仔牛たちの病気を予防するようつとめています。
また、牛も病気になれば治療をします。抗生物質などの薬を投与することもありますが、その際には、一頭一頭の牛に対して、きちんと治療歴を「パスポート」に残し、公開することにしています。

  病気の予防や治療での抗生物質の使用については、一概にいい、悪いは言えないと考えています。それぞれの牧場が牛の健康を考えて決めることではないでしょうか?
当牧場では、必要最低限と判断した抗生物質は、予防、治療に使用しています。ただ、その薬をいつ何の目的で使ったのか、どれくらい使用したのかは、データとして残し、出荷する際にもきちんと書類として渡しています。また、消費者を不安にさせないように「なぜこの薬が必要なのか?」をきちんと説明できる、そんな情報公開をしていきたいと考えています。

早期発見、早期治療を心がけています。

注射をする時は、牛にストレスをかけないよう細心の注意をはらいます。

治療の内容は、必ず記録しています。

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