Recruit 02
Masato Aoki
かわいがって育てれば、牛はちゃんと応えてくれる。
2009年入社/肉牛部 素牛課 育成係 係長
青木 政人
交雑種の育成牛舎と、市場からの輸送を担当
以前は運送業でしたが、トップファームの求人を知り10年前に転職しました。いまは交雑種の育成牛舎のほか、毎週火曜にホクレンの豊富市場から生後2カ月未満の初生牛を運んでくる仕事も担当。そのために大型特殊免許も取得しました。市場で社長や常務が買い付けた初生牛を家畜車に積んで運ぶのですが、まだ赤ちゃん牛ですから、中でぴょんぴょん跳ねて遊びます。長距離輸送のストレスをかけないよう、気を使ってやさしく運転しますね。反対に、僕らが育てた素牛を市場に運ぶこともあります。セリの現場で「トップファームの牛はいいな」と肥育農家の声を聞けるのはうれしいこと。高い値がつくと、毎日の仕事を認められたような気持ちになります。
牛は「よしよし」と、
かわいがって育てたい
僕は初期育成のあと5~9カ月くらいの牛が専門ですが、いつも「よしよし」とかわいがって育てます。だから、牛舎のペン(部屋)の中に入ると寄ってきて頭をすりつけてきたりする。でも、牛の体は1カ月ですごく大きくなりますから、向こうはじゃれているつもりでも油断すると危ない。もちろん注意が必要ですが、僕はなつかせてかわいがって育てるほうが、牛もそれに応えてくれると感じています。
朝、トラクターでエサを運んであげると、ほとんどの牛が集まってきますが、たまに奥のほうでうずくまってる子がいたりすると心配ですよ。体調が良くない牛がいると、家に帰っても気になるほど。親のような気持ちで接しています。
牛に敬意と感謝の気持ちを持って
僕が入社した10年前、従業員はまだ20人程度で、僕は社長から直々に牛の観察や治療の仕方を教わりました。社長はいつも「牛さん」と呼んで、牛のことを一番に考え、本当に大事に扱います。社長はよく「牛さんから給料をもらっているんだぞ」と言いますが、確かに牛がいなかったら僕らはここで働けない。だから常に敬意を持って、感謝しながら世話をしています。ここ数年で会社の規模が大きくなり、若いスタッフが増えました。みんな仲がよくて、休日は同僚と釣りに出かけたり、温泉に行ったりすることも。酪農もスタートして事業の幅も広がっていますが、会社がこれからどう変わっていくのか、僕自身も楽しみです。
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