Recruit 03

Kazuaki Inoue

農業は、しあわせを広げる仕事。

代表取締役副社長

井上 和明

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農業から始まる、しあわせの連鎖

おいしいものを食べると、自然と笑顔になりますよね。私は大学卒業後、札幌の自動車関係の企業に就職したのですが、「食」に関わる仕事なら、より人をしあわせにできるのではないかと思うようになり、2013年にUターンして父の会社に入社しました。当時はおいしいお肉をつくって、食べた人に喜んでもらえたらいいな、程度の気持ちでしたが、実際に働いてみるとそれだけじゃない。うちの堆肥で畑作農家さんが喜んでくれる。そこで採れた野菜で喜ぶ人が増える。いい素牛を届ければ肥育農家さんも喜んでくれる。最近は台湾やドバイ、シンガポールなどへ販路も増えて、海外でも喜ばれる。思っていた以上に多くの人のしあわせにつながる仕事だと感じています。

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「おいしい」の声が、
なによりの喜び

年に一度、食育の授業で佐呂間町内の小中学校に伺います。その際、牛肉を無償で提供して給食で牛丼を味わってもらうのですが、子どもたちが「おいしい、おいしい」とお代わりする姿を見るのはうれしいですね。当社のお肉は主に関西方面で販売されていて、地元のAコープに少し置いている程度。なので、社員や取引先の方にも食べてもらおうと、毎月一度、社内BBQを開催しています。こんなにおいしいお肉をつくっているんだと実感してほしくて、年に一度は従業員の家族も招待します。いずれは地元に、うちの牛肉を味わえる飲食店をつくれたらいいですね。まちの人がおいしいと食べてくれれば、自分たちの仕事により誇りを持てると思うんです。

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農業を「かっこいい仕事」にしたい

農業、特に畜産や酪農には休みがない、給料が安いといった負のイメージがありますよね。それを変えていきたいと考えています。確かに生きもの相手なので、みんな一斉には休めませんが、シフトを調整すれば連休もとれます。当社には沖縄出身の社員もいますが、実際、休日や有休をまとめて帰省もしています。最近はICT化も進んで作業もどんどん効率化。会社組織をいかし働き方を変えていけば、農業は憧れのかっこいい職業になれるはず。私は農業をとても楽しいと思っているので、このやりがいを多くの人に知ってもらいたいと思っています。